またもや

夏ぐらいから右肩に違和感があって、11月以後、痛みを感じるようになり嫌な予感がしていました。
なぜならば、現役の頃、左肩の腱板を断裂しており、その時の感覚を覚えているからです。
ほぼ間違いないと、半ば諦め、先日病院でMRIを受けたところ、やはり右肩腱板断裂と診断されました。

練習量は抑えており、決してオーバーユースではなかったはずでした。
医師いわく
「個人差はありますが、肩の腱は使い過ぎると消耗します。プロ野球のピッチャーでは、2、3割の選手が部分断裂していると言われており、負荷の蓄積により断裂する可能性は十分あります」
セーブしていたにも関わらず、このようなことになるとは情けない限りです。
「いくら上手くても、怪我の多い選手は一流ではない」
師の言葉が今更ながら刺さります。

幸い、左肩のように手術が必要なレベルには至っていないので、リハビリによる保存療法となりました。痛みが激しい時は、ブロック注射での処置となります。

”体の強さ”でいえば、自分は全く当てはまりません。
また、身体能力も決して高い方ではありません。
だからこそ、現役の頃は結果を出したい一心で、多くのことを犠牲にして練習に没頭しました。
結局、左肩の手術を2回したことで選手としては終わりましたが、当時無理を承知で追い込んだからこそ、今の自分があると確信しています。
よって過去からの延長線上である今回の怪我についても、全く後悔はありません。
強い気持ちで切換えます。

筋トレができない分、上半身は痩せ細りましたが、下半身はダッシュや形の反復で鍛えています。
右肩が連動する動作は、ゆっくりとしかできませんが、逆に入念なフォームチェックができる機会を得ました。
また、肩のリハビリによりインナーマッスルを強化していくので、痛みの軽減だけでなく、技のキレが戻ることにも期待しています。

あと指導については、生徒の皆さんが私みたいに怪我をしないよう、これまでと同様、一人一人の年齢や体力を考慮し、細心の注意を払っていきたいと思います。

たとえマイナスの出来事でも前向きな意味づけをし、行動ができれば、その時点でプラスに転じます。

これからも、やるべきことを粛々と続けていくだけです。


【稽古に来られる皆様へのお願い】
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