空手ウィーク

ゴールデンウィークに伴い、空手ウィークが始まりました。
今年もいつもの稽古日に加え、形の強化練習を行います。
目的は、技の意味を理解し、部分稽古を反復することで、体の使い方やコツを掴んでもらうためです。
あともう一点は、セーパイなど難しい形にもチャレンジして、流派の形について見識を広げる機会とするためです。

形には、基本の立ち方や攻防の技が凝縮されていますが、ただカタチをなぞるだけでなく、それぞれの意味を考えて反復することで、稽古の質が上がります。
そして長く稽古を続けることで、力強さを出すために必要な力の抜き方を覚え、粘りのある足腰となり、スタミナも強化されていきます。

また形の稽古は、ある意味、体の使い方の探求でもあり、練習を通じて様々なことに気づかされます。
以下は、かつて私が現役の頃、稽古の帰りに書いたメモの一部です。

「絶対に力まない、気負わない」
「技術力が精神力を後押ししてくれる」
「微差は大差」
「リカバリーできる地力が必要」
「技と技の間で気持ちを切らさない」
「常に初動を意識する」

試行錯誤を繰り返しながらの稽古により得たものは、仕事をはじめ日々の生活にも役立っており、今でも私の財産となっています。

そしてなんと言っても形の優れた所は、年齢や体力に応じて自分のペースで稽古できることです。
いずれ空手から離れることがあっても、体で覚えた形は、その気になれば、いつでもどこでも稽古ができ、健康維持のためのツールとなります。
一方、10年20年と長く続ける人にとっては、自分の形を練り上げることが心の拠り所となり、指導者として、或いは愛好家として人生に刺激を与えてくれます。

誰しも入門当初は基本の形から入ります。
そして、年齢を積み重ねながら己の形を練り上げていきます。
まさに空手に取り組むことは、形にはじまり、形で終わるとも言えるのでしよう。

ゴールデンウィーク中は、私自身も指導者講習会に参加します。
しっかり学び、日々の指導に活かしていきたいと思います。


【稽古に来られる皆様へのお願い】
①入館の際は、手洗い、もしくは、お手持ちの消毒液の使用をお願いいたします。②体調不良や、発熱、のどの痛みなどがある場合は、ご遠慮ください。
③せきやくしゃみの症状のある方は、ご遠慮ください。
④嗅覚や味覚に異常がある場合も、ご遠慮ください。
⑤2週間以内に、海外に行かれた方と接触があった方は、ご遠慮ください。
⑥稽古時にはマスクの着用をお願いいたします。

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