皆様、新年あけましておめでとうございます。
2020年がついに始まりましたね。
皆様におかれましては、今年はどんな目標を掲げてますでしょうか?
まだ気は早いですが、来年の今頃は、願望が叶っていればいいですね。
私の目標は、今年も一年を通して、健康を維持し、稽古を続けること。
まぁ、毎年同じ目標なんですが、生徒さんと一緒に空手を続けていければ、それで幸せかな、と思う所です。
稽古と言えば、よく「骨を意識してください」と指導させて頂いております。
どこの骨かと言いますと、主に肩甲骨と背骨です。
受けも突きも、筋力だけに頼り、ただ出すだけでは、速さも強さも出ません。
なぜならば、くり出した力が分散され、一点に集中できないからです。
なので、突きであれば、腕を動かすというよりも、中心軸の回転に腕がついていくというイメージです。
そして最終的には、肩甲骨を意識することで脇がしまり、フィニッシュの際も、力が逃げずに済みます。
ジャンルは違いますが、重量挙げのフォームも似たような事が言えます。
しっかり腰を落とし、背骨を立て重いバーベルを持ち上げてますよね。
あれは、言い換えると、脊梁骨(セキリョウコツ:背骨の末端にある小さな骨)が真っ直ぐ立つ事によってあのフォームになっているのです。
火事場の馬鹿力で、おばあちゃんが重いタンスを持ち上げるって話も、脊梁骨で持ち上げてるからなんですね。
空手の場合でも、この脊梁骨を立てないと、バランスのとれた四股立ちが出来ません。
前屈立ちや猫足立ちも同様で、脊梁骨がピンと立つことで、美しくて力強い立ち方となります。
小さな骨ですが、この骨がとても重要な役割を果たしています。
この脊梁骨のように、私達の日常生活も当たり前に感じている事が、実はとても大切な事であったりします。
例えば、言葉がそうです。
何かをしてもらったら「ありがとう」
謝るべき所は素直に「すみません」
頼み事をする時は「お願いします」
短い言葉でも、人と人を繋げる、とても大事な言葉ですよね。
「黙っていても分かってくれるだろう」「やってくれて当たり前」などと思っていたら、どんどん孤独になっていってしまう。。。
これは、他者との人間関係だけでなく、親子、夫婦間でも同じです。
このように何事も、有形無形に関わらず、小さな要素が集まって構成されて成り立っていると言えます。
逆に言えば、その構成要素である、一つ一つを磨き上げていれば、安全を担保でき、成長もできるということになりますよね。
たとえ小さな事でも、丁寧に取り組む。
これを意識していれば、きっと、絶対無理だと思っていたことも、気が付けばできるようになっていますよ。
以上、2020年、皆様の目標達成にご参考になれば幸いです。
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