技術向上のカギは、能動的な行動にあり

休館後、単発ですが稽古を続けており、私自身も、少しずつ動きが戻ってきました。(現役時代にはほど遠いですが…汗)

まさに継続は力なりで、今回のように環境が整わない場合でも、どんなカタチであれ稽古を続けていれば、なんとかなるものだとあらためて感じました。

やはり、重要なことは続けることであり、そのモチベーションとなるのは、向上したい!という人間だけがもつ欲求に他ありません。

一方、当たり前の事ですが、この向上心が薄まるに比例して、技術も体力も下降していきます。

それは空手に限らず、日常生活も同じで、後ろ向きの考え方や思考の停止が続けば、やがて行動するのも億劫になっていきますよね。

この心と体の衰退を防ぐためには、一体どうすればよいのでしょうか。

それは、

日々の生活の中で、「このままだったら、やばいな」 「最近、私、鈍感になってるかも…」といった小さな気づきを感じとるセンサーを、心の中に持つことだろうと思います。

では心のセンサーとは、何でしょう。

具体的に言いますと次の3つです。

・能動的に気づく…あえて自分の弱い所に気づくこと
・向き合う…自分の弱さを受け入れ、向き合う意志
・行動する…思い描くだけでなく、実際にやってみること

この3つは、言い換えるならば、自分を変えるための道具でもあります。

稽古で例えてみましょう。

空手の型は、攻防の技の繋がりであり、一つ一つ技を練り上げることで、型としてより完成度が上がります。

蹴りが苦手と感じているのであれば、なぜ蹴りが遅いのか?速く蹴れないのか?原因を考えます。

先生の蹴りをよく観察しフォームを修正する、膝や足首の力をもっと抜く、腹筋トレを多めにする、など、試行錯誤しながら改善に取組みます。


また、片足立ちでフラつくのであれば、重心をとる位置がズレていないか疑います。

体幹を鍛え、バランスが崩れた時でも立て直せる姿勢を探ります。

このように、空手の稽古も、気づく→  向き合う → 行動する → 気づく →  向き合う → 行動する →…の繰り返しであり、この3つのサイクルを回している限り、上達が約束されるわけです。

これは、私達の人生も同じだと思います。

平穏無事が続くと、謙虚さを忘れ、鈍感になる。
一方で、問題や困難に見まわれると、気持ちが滅入る…

長い人生、山あり谷あり。

時に投げ出したくなる時もあるでしょう。

能動的に気づきを得ようとせず、何も行動しなければ、現状維持どころか衰退への道をたどることは必至です。

逆に、たとえ人生に翻弄されたとしても、心や体まで病む必要はありません。

また仮に病んでしまっても、現状を変えたい気持ちさえ失わなければ、必ず復活できます。

そのためにも、身近な人の話しをよく聞き、客観的に考え、積極的に行動してみる。

その習慣を付ける事が、日々の生活で大切だと思います。

 


7月・8月で、参加人数に余裕がある日程は以下の通りです。
(下記以外の日程は全て満席となりました)
・7/23(木)天王寺区民センター18:00~
・8/26(水)Studio kibishi(扇町)19:00~
・8/29(土) 天王寺区民センター18:00~もしくは、19:30~ 

なお、9月からはStudio kibishi(扇町)を水曜日で月3回程度予定しています。
土曜日につきましては、月2回程度(Studio kibishinoもしくは区民センター)と考えております。
詳細が確定次第、ブログ内でお知らせいたします。
以上、よろしくお願いします。

【稽古に来られる皆様へのお願い】
①入館の際は、手洗い、もしくは、お手持ちの消毒液の使用をお願いいたします。
②体調不良や、発熱、のどの痛みなどがある場合は、ご遠慮ください。
③せきやくしゃみの症状のある方は、ご遠慮ください。
④嗅覚や味覚に異常がある場合も、ご遠慮ください。
⑤2週間以内に、海外に行かれた方と接触があった方は、ご遠慮ください。
⑥稽古時にはマスクの着用をお願いいたします。

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