目標達成のコツ

上下動しない基本移動、床の反発を利用したフットワーク、素早い蹴り。
こうした足の動きを身に付けるには、足以外のどの部位が連動しているのか、或いは、どこを意識すればいいのか、気づく必要があります。

基本の移動であれば、骨盤を立て、下腹部を緩めず、運足の際は腰の高さをキープし、最後は内転筋を意識して静止します。
前蹴りであれば、背筋→骨盤→腸腰筋→膝→足先、といった一連の動作の中で上半身を脱力させた状態に膝のスナップが加わります。

このように、単に足を前に出す、足を持ち上げるという動作のみでなく、足以外の部位を意識できるようにならなければ、一定のレベルには到達できても、それ以上の向上は難しいです。
しかし、この足だけの力に頼らない「体全体を総動員した足の動かし方」を身に付ければ、全ての技が底上げされます。
年齢や身体能力は関係ありません。
行動するか、しないかです。
とにかく、日頃から意識して足を動かし、何かしらのコツやきかっけを掴むことが
大切です。

誰しも稽古を続けていれば必ず壁にぶち当たります。
それを克服できるかどうかは、努力や創意工夫も大切ですが、なにより焦らないことです。
これは空手に限らず、仕事でもその他のことでも同様で、成し遂げたいことがあるならば、段階的に課題をクリアしていくことです。
結果を出そうと性急になるほど、事態は進展せず、むしろ悪化を招きます。
つまり、目的と目標を明確にし、時間的な余裕をもったロードマップを描くことが肝要だということです。

参考までに目的と目標には以下のような違いがあります。

目的…最終的に成し遂げたいこと。ゴール。
目標…目的を達成するためにクリアしなければならないこと。

このように、目標とはゴールを目指すための一里塚であり、そのための行動が手段(目標を達成するために行うこと)であることがわかります。
ちなみに手段によって、いくつかの目標をクリアし、目的を成し遂げるためには、5,6年の期間が適しているとも言われてます。
理由としては、10、20年先では期間が長すぎてモチベーションが長続きせず、逆に、1、2年先では小さな目標は達成できてもゴールにたどり着くには短すぎるからです。

その一方、5、6年先であれば、行動し結果に繋げるまでに時間的な余裕があり、そう遠くない未来なので、現実的な視点で計画を立てることができます。

仮に5年で目的を達成できたとするならば、10年で2個の目的が達成できる可能性があります。
環境の変化等により、5年かかる所が10年近くかかる場合もありますが、私の経験上、概ね5年単位を意識し目的をもって生きていけば、願望の実現だけでなく、無形の財産(考え方、スキル、人との繋り)も自然に増えていきます。

過ぎてみれば、5、6年はあっという間です。
しかし、なりたい自分を思い描き、多くのことを学ぶには、十分すぎる時間でもあります。
現実的な目的や目標をもつことは、きっと日々の生活にハリを与えてくれるでしょう。


【稽古に来られる皆様へのお願い】
①入館の際は、手洗い、もしくは、お手持ちの消毒液の使用をお願いいたします。②体調不良や、発熱、のどの痛みなどがある場合は、ご遠慮ください。
③せきやくしゃみの症状のある方は、ご遠慮ください。
④嗅覚や味覚に異常がある場合も、ご遠慮ください。
⑤2週間以内に、海外に行かれた方と接触があった方は、ご遠慮ください。
⑥稽古時にはマスクの着用をお願いいたします。

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