継続は力なり、とは言いますが。何かを長く続けることは簡単ではありません。
仕事でも、プライベートでも、順風満帆なときもあれば、つらい時期もあります。
一つの道を歩み続けると、思いがけない困難や試練が次々とやってきます。
もし心地良いことだけを追い求めるなら、お花畑を歩くような気楽な人生を選べば良いのかもしれません。
でも、どんなに心が折れそうになっても、諦めずに立ち向かった人は、最後に必ず何かを掴みます。
「克つ」という言葉があります。
ここで言う「克つ」とは、ただ相手を打ち負かすことではありません。自分自身の弱さや、病気、誘惑、そしてどんな状況にも負けない心の強さを意味します。
空手を通じてこの「克つ」力を育むためには、日々の稽古が欠かせません。
工夫を重ね、技を繰り返し、ときには一歩引いて全体を見つめる。
そんな積み重ねが、基礎体力や身体能力だけでなく、「気合い」という心のエネルギーを生み出します。
この気合いは、科学では測れないかもしれませんが、道を切り開く力になると信じています。
鈍感は敵です。
苦痛を苦痛と感じなくなるほど怖いものはありません。
それはまるで、自分を見失うようなもの。
自由に、生き生きと自分を表現するためには、細やかな感性を大切にし続けることが必要です。
では、いつ「完成」となるのでしょうか?
実は、空手の技に「完成」はありません。
もし到達点があるとすれば、本人はもちろん、見る人の心を震わせるものだけが、それを完成させるのだと私は考えます。
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